はじめに
銀行間で送金したい時はどのようなケースが考えられるだろうか
- 会社からの給与振り込み口座から普段使用している銀行に現金を移動させたい
- 銀行間で現金を分散させておきたい
- 預金金利の高いネットバンクに定期的に現金を移動させたい
そうした時に送金の手数料を極力減らして無駄な出費を抑えたいと考えるのが普通だ.この記事では,銀行間の送金手数料を無料かつ回数無制限で行う方法を記載した.
既に送金アプリが存在する??
実は既に銀行間の送金を手軽に行うようなアプリがある.pringを使えば,銀行から一旦pringへ入金し別の口座に出金したり,セブン銀行ATMで現金を引き出すことができる.
しかし,銀行口座への出金は2回目以降は手数料として220円かかってしまい気軽に利用することができない.
無料かつ回数無制限に銀行間の送金を行う方法
結論から述べると仮想通貨取引所であるGMOコインを使う方法である.具体的なユースケースを考えてみよう.
会社からの給与振込先としてどこかしらの大手銀行(三井住友/UFJ/ゆうちょなど)が指定されているが,預金金利がより高い楽天銀行(預金金利:最大0.1%)に現金を定期的に移動させたいケースを想定する.現金の流れとしては以下の図のようになる.
基本的にはGMOコインの口座を開設した上で,GMOコインに入金したあと,出金先の銀行口座(楽天銀行)を指定して出金するだけで良い.この際,入出金の手数料はGMOコインを経由することで無料となる.
(また,今回の例では楽天銀行と提携しているゆうちょ銀行からの入金はGMOコインを経由せずとも手数料0円で送金できる.)
なぜGMOコインなのか
国内の仮想通貨取引所として代表的なものにはbitFlyerやCoincheckがあり住信SBIネット銀行からの入金で入金手数料が無料になることもあるが,入出金手数料が必要である.
今回はより多くの人が利用する大手銀行からの入金を想定しているため,その入出金手数料が無料であるGMOコインの利用をおすすめしている.
また,証券口座を利用して上記と同様な無料入出金が可能なところもあるので,仮想通貨取引所の口座を作ることに抵抗がある人や既に証券口座を開設している人はそれを使用しても構わない.
しかし,GMOコインは口座開設が申し込みから即日で完了し,以下でも述べるようにUIもシンプルで分かりやすいので特にこだわりが無ければ,GMOコインを利用するのが無難であろう.
注意点として出金先の口座を一度に複数指定できない.出金先の口座にバリエーションを持たせたい場合は証券口座を複数開設するか,pringの無料枠を適宜利用すると良いだろう.
具体的な入出金方法
GMOコインを使った入金と出金の方法を確認しよう.こちらのリンクからGMOコインの口座を開設しておくこと.
その後,webまたはGMOコインのアプリからログインし,「日本円入出金」を選択して銀行口座と連携することで入出金が簡単に行える.
まとめ
GMOコインを経由することで,無料かつ回数無制限に銀行間の送金を行えることが分かった.
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